横浜都筑ロータリークラブ 国際ロータリー第2590地区

世界のロータリー活動

いのちを守る

ポリオのない世界を実現するために

ポリオ。かつて、日本でも大流行をしたことがありますが、この病気にかかると体がまひしたり、命を落とすことさえあります。国際ロータリーでは、この恐ろしい病気をなくそうと、20年以上にもわたってポリオ撲滅活動に取り組んでいます。世界保健機関(WHO)、ユニセフ、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)がパートナー組織として、国際ロータリーとともにポリオ撲滅を推進しています。

ポリオは、あと4か国の限られた地域を残すだけとなりました。2007年11月、ポリオ撲滅のために、ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団から、国際ロータリーに1億ドルが寄付され、全世界のロータリークラブの会員たちは、3年間で、同額の1億ドルを集めることを約束しました。

安心して飲める衛生的な水を手に入れるために

世界には、水を手に入れるために、遠くまで歩いていかなければならない人たちがたくさんいます。そのために女性が重労働を強いられたり、子供たちが学校に行けないこともあります。また、近くに井戸や川があっても、ヒ素など体に有害な物質が含まれていて飲むと病気になってしまうこともありますが、それしか水がないので、その水を飲まなければなりません。

世界中のロータリークラブの会員たちは、井戸のない、へき地の村に井戸を掘るための資金を提供したり、学校に簡易水道を引いたり、また、雨水をためる装置を贈ったりしています。現地に行って、村の人たちと一緒に井戸掘りの作業をする会員もいます。井戸を掘っても、有害物質が混ざった水しか出てこない所では、そういった物質を取り除くフィルターなどをつけた井戸を提供しています。

地震、洪水・・・・・災害救援

世界や日本の各地で、地震、洪水、台風、サイクロン・・・などの災害が起こっています。ロータリークラブは、全世界にありますから、災害が起こった現地にも、そして、被害を受けていない地域にも会員がいます。被災地以外の会員たちは、義援金を集めたり、支援物資を集めたりして、被災地に届けます。被災地の会員は、日ごろのネットワークを通して、政府や自治体の救援の行き届かない人たちに、これらの救援物資を届けたり、復旧作業に手を貸すなどの支援をしています。

人を育てる

ロータリー財団国際親善奨学金
ロータリー世界平和フェローシップ(奨学金)

ロータリー財団国際親善奨学金は、1947年に創設されました。その目的は、異なる国や地域の人々の間に理解と友好関係を推進することです。このプログラムは大学学部生や大学院生のほか、職業関連の研究を希望する有資格の専門業者を対象に、数種の奨学金を提供しています。元奨学生は、それぞれの専門分野で活躍するとともに、恩返しをしたいと、ロータリークラブ会員と一緒にさまざまな活動をしています。

平和および紛争解決の分野における国際問題研究のためのロータリー・センターは、2002年に創設されました。世界中に6つあるロータリー・センターのうちの一つが東京の国際基督教大学に置かれ、世界平和フェロー(奨学生)たちが学んでいます。規定の科目を修了した際には、修士号の学位を取得することができ、世界の各地で、国際理解を推進し、平和を築くために働いています。

ロータリー米山奨学金

日本に初めてのロータリークラブを創出した米山梅吉(1868-1946)の名前をとった、日本で学ぶ海外からの留学生のための奨学金です。日本全国のロータリークラブの会員や会員企業の寄付によって、財団法人ロータリー米山記念奨学会が運営されています。これまでに支援した奨学生は113か国1万4,500人にのぼり、日本の民間奨学財団では最大規模となっています。

米山記念奨学事業の特長は、奨学生一人に一つのロータリークラブ世話クラブとなって、日本での留学生活においての精神的な支えとなっていることです。

ロータリーが求める平和の精神を胸に刻んで巣立った元米山奨学生には、駐日韓国大使やスリランカ警察庁長官、台湾の故宮博物院院長を務めた人もいます。元奨学生を中心に組織される米山学友会は海外を含めて29あり、災害時のボランティア活動やシンポジウムの開催など、社会に貢献する活躍をしています。

読み書きのできない人をなくす

文字が読めないと良い仕事に就くことができず、貧しい生活を強いられ、子供に教育を受けさせることもできません。こうした貧困の連鎖を断ち切るために、すべての人たちが読み書きできるよう、会員たちは、発展途上国のへき地の村に学校を建てたり、教科書や鉛筆、ノートなどを贈るなどの活動を続けています。

母親が読み書きできると、子どもに文字を教えたり、仕事に就いて家計を支えることもできます。ロータリーでは、子どもたちだけでなく、成人女性の支援もしています。

インターアクト

ロータリークラブが支援し、14歳から18歳が所属している奉仕組織です。現在、世界で160以上の国や地域に1万1,200以上のクラブがあります。日本では、高校のクラブとして活動している場合が多く、地域社会の中でさまざまな活動をしています。海外の人たちへの支援もしています。

ローターアクト

ロータリークラブが支援し、18歳から30歳が所属している奉仕組織です。現在、160以上の国や地域に7,100以上のクラブがあります。大学のクラブ活動として、または、同じ地域に住んだり勤務している人たちが集まって、さまざまな活動を展開しています。

ロータリー青少年交換

1週間から1年間の期間で、文化交流のために海外へ年齢15歳から19歳の学生を派遣したり、また受け入れたりしています。
滞在先ではホームステイして、また、長期の場合は現地の学校に通い、異文化を体験します。

RYRA

Rotary Youth Leadership Awardsの略で日本語ではロータリー青少年指導者養成プログラムといいます。ライラと呼ばれていますが、14歳から30歳までの青少年および若年青年の指導力を育てようというものです。セミナー形式、合宿形式、その方法はさまざまですが、これも若い人を育てるロータリー活動の一つです。

横浜都筑ロータリークラブ 国際ロータリー第2590地区

事務局

〒224-0041 横浜市都筑区仲町台1-32-21-401
TEL:045-948-5878 FAX:045-948-5889
E-Mail:y-tsuzuki.rc@star.ocn.ne.jp